「手遊び」って、スゴイ!
みなさん、こんにちは (^^)/
ヨコミネ式保育園・ヨコミネ式駅前教室・キッズネクストのさっちゃん先生です!
今年は猛烈な台風や大雨による洪水、山崩れ、地震など、大きな災害が続いていますね・・・
テレビなどでも、これまでにはなかった、「命を守る行動を!」と呼びかけることが多いな、と感じています。
いつも台風がやってくる度に、「どうか、犠牲者が出ませんように。」と祈るような気持ちになりますが、自然の前には無力な私たち(◞‸◟)
でも、「まぁ、いけるだろう。」という油断を排し、しっかりと先々の用心をしなくては!と痛感する今日この頃です。
さて、お話はガラリと変わって、私はこの8月、ある保育者の研修会に参加させていただきました。
1泊2日で講演や、リズム遊びの実技、たくさんの分科会に分かれての研修etc.とても充実した楽しい内容です(^^♪
その中でも特に、普段楽しく取り入れている「手遊び」についてもいろいろ学んできました。
「手遊び」というと、「げんこつ山のたぬきさん ♪ 」とか、「いっぽんば~し~、こ~ちょこちょ ♪ 」とかのくすぐり遊びなどの、あれ、です(^.^)
道具を使わずにどこでも気軽に楽しめる「手遊び」は、子どもたちも大好きで、日々の保育の中でも導入として、また場面転換の時にもよく使います(*^^*)
ただ、この「手遊び」には、子どもたちの心と体を育むスゴイ効果があるのをご存知でしょうか?
まず、「脳の発達が促される」です。
・手遊びでは、左右の手をバランスよく使うため、脳の活動を活性化して発達を促してくれます。
次に、「手先が器用になる」。
・遊びながら手先の器用さを育むことができます。発達の段階に合わせて、難しい指の動きに挑戦してみましょ
う!
また、「反射機能やリズム感が身に付く」。
・歌と動作が一つになった手遊びは、繰り返し行うことでリズム感を養ったり、反射機能を発達させることもでき
ます。
そして、「体の動かし方が身につく」。
・日常ではなかなか行わない手先、身体の動きを体感することができるので、体の各部分の動かし方、力の入れ方
などが自然と身に付き、感覚も磨くことができます。
更に、「言葉やコミュニケーション力の発達にも役立つ」。
・いろいろなものの名前が含まれている手遊び歌を繰り返し行うことで、自然とその言葉を覚えるだけでなく、そ
の「もの」について興味・関心を持てます。
・みんなで呼吸を合わせて行う遊びなので、気持ちを共有する楽しさも体感しながら、子ども同士のコミュニケー
ションにつながっていきます。
最後に、「心の安定につながる」です。
・手遊びでスキンシップを取ると、「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンという物質が脳内で分泌され、情
緒の安定も図り、信頼関係を築くことができます。
などなど(^_^)b
私が担当している1歳児さんたちも最近、「1丁目のどらねこ」という手遊びをしているのですが、これを始めると、それぞれに遊んでいた子どもたちがみんな、目をキラキラさせて集まってきます!
両手で「1」の指を出そうと頑張ったり、一生懸命保育者のマネっこをしようとしたり。
そして最後の「にゃぁお!」を期待に満ちた目で待って、一斉に大きな声を出す子どもたち(*’▽’)
ネットや保育雑誌など、調べればたくさんの「手遊び」がありますので、ぜひ、お家でも楽しく子どもたちと触れ合ってみて下さいね(^^)/